地域医療を支えていく家庭医(総合診療医)であることを信念としています。
当院を開設してから、早くも四半世紀以上が経ちます。皆様のお蔭をもちまして、当院を存続出来ておりますことに深謝申し上げます。
現在我が国を取り巻く情勢をみますと、少子高齢化に拍車がかかり、医療・福祉・社会保障の上で住みにくい環境におかれています。核家族化や共稼ぎ、一人親世帯が増える中で、特に子供の保育や教育、高齢者の生活や介護が困難になってきています。
また、医療者側の問題としては、厚労省の方針により、カルテのデジタル化、専門医制度の厳格化などより、患者様の身体の診察がおろそかになる、自分の専門分野以外は診ない、などの弊害がみられていることも事実です。
当院は、医師の専門科に留まらず、乳児から高齢者まで幅広い分野で健康管理や治療を行うだけではなく、患者様一人一人の環境や心情に寄り添う全人的医療を心掛けています。
また、当院で治療困難と判断される患者様については、速やかに連携病院の専門医へ紹介し、患者様の一日でも早い健康回復のために尽力いたします。
老若男女を問わず、和やかな雰囲気の中で診療ができることを信条としています。これからも、皆様の家庭医(かかりつけ医)としてお役に立てれば幸いと存じます。